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2016年に漏えいした個人情報は1510万6784人~JNSA調査
公開日:2017年06月16日
日本ネットワーク・セキュリティ協会(JNSA)は14日、「2016年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書(個人情報漏えい編)」を発表した。インシデント件数は468件、個人情報が漏えいした人数は1510万6784人だった。
インシデント件数は2015年から減少しおり、特に10人までの規模の減少が顕著だった。
また、紙媒体や、USBストレージなどの可搬記録媒体によるインシデントの件数も減少している。この理由にはクラウドの普及が挙げられているが、教育・医療分野では、可搬記録媒体でのインシデントが減っていないという。一方で、インターネット経由のインシデントはほとんど減少していない。新たな攻撃手法が次々に発生し、対策の見直しを行う必要もあるため、ほかの媒体や経路と比べ、リスクが高いとしている。(INTERNET Watch – 2017/06/16 )